3.山杜流アナログウォッチとデジタルウォッチの違い


 主として腕時計には,アナログウォッチとデジタルウォッチの2種があります(たまにへんてこりんな表示方法の腕時計も見かけますが)。では,それぞれの利点や長所,短所などの特徴を「山杜の視点から」見てみたいと思います(決して一般論ではありませんのであしからず)。


<アナログ>

○針による時刻表示のため,直感的におおよその現在時刻がわかりやすい。
○針の向きで時間差を直感的につかみやすい(3時45分ならば4時まであと15分等)
○デザイン的に落ち着いている。重厚感がある。高級そうに見える。
○クロノグラフ時計,回転ベゼルなど用途によってデザインバリエーションが豊富。
○スーツ姿など,フォーマルなファッションによく似合う。
○カジュアルなファッションにも違和感がない。
○高価な貴金属と同等のアクセサリとしても扱われる。

△ケースやベルトに金属を使用している物が多く,重くなりがち。
△特に機械式時計はメカニズムが複雑なため,磁気や衝撃に弱い。
△正確な時刻を見るのはデジタルにかなわない。
△タイム計測などはクロノグラフであってもデジタルに及ばない。
△総じて価格が高い。きちんとした時計メーカーの製品なら最低1万円ランクから。高い物では数百万〜数千万。



<デジタル>

○秒単位まで時刻を一目で読み取ることができる。
○ストップウォッチがほぼ標準装備のため,各種スポーツの場面で活躍する。
○スポーツウェアによくマッチする。
○デザインがスポーティーで軽快感がある。
○ケースがプラスチック,ベルトがウレタンであることが多いので軽い。
○ムーブがICチップなので安価。時計メーカーのものでも数千円から。千円以下の雑貨時計も!
○作りが複雑でないので,磁気や衝撃に強い。

△デジタル数字による時刻表示のため,直感的に時刻の感覚をつかみにくい。
△同様の理由で,残時間など,時間差を直感的にはつかみにくい。
△どうしても安っぽく,オモチャっぽく見える。高級感は出にくい。
△スーツなど,フォーマルファッションにはマッチしにくい。




 アナログもデジタルも一長一短ですが,やはり30代となった今,アナログウォッチの方に惹かれてしまいます。山杜は特にクロノグラフタイプが大好きです。

 ただ,山杜は職業柄,スポーツ競技に関わることも多いので,デジタル腕時計も所有しています。もちろんかつてのように千円以下のオモチャではないですが(笑)。万が一壊れたり無くしたりしても,アナログほどショックが大きくないので,そう言った意味でもスポーツの際のデジタルは使い勝手が良いです(実は雪山ですでに1個無くしていたりして(涙))。



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