1.廉価腕時計愛好宣言!


 山杜は中学卒業するとすぐに腕時計ユーザーとなり,現在に至っております。

 初めてのMy腕時計は,伯母さんに「高校合格祝い」としてプレゼントされたシチズンのアナログクォーツ時計でした。信じられないかもしれませんが,山杜の通っていた高校の教室には掛時計が無く,腕時計は必須アイテムと呼べるものでしたので,嬉しいプレゼントでした。その後大学卒業までこの時計にはお世話になることになります。

 最近の若者は腕時計を着けなくなりました。携帯電話に時計機能が付いていますので,そちらで事足りるということでしょう(ポケットから携帯を出して時刻を確認する姿を見ていると,まるでレトロな懐中時計を使っているようにも見えますが)。

 携帯電話の普及は間違いなく若者の腕時計衰退の一因でしょうが,携帯が普及していなかった山杜の学生時代でも,親しい仲間内で腕時計を身に着けていたのは少数でした。その証拠に,山杜は友人からよく時刻を聞かれていました。腕に金属を巻き付けるのが嫌いな人は多いですし,夏ともなると日焼けの跡が気になる人もいるでしょう。そこに加えて携帯の普及。腕時計の衰退もやむなしといったところでしょうか。

 腕時計というと皆さんはどんなイメージがありますか?山杜の場合,幼い頃によく見ていたクイズ番組で「トップ賞として平○堂貿易よりラドーの高級腕時計がプレゼントされました!」というフレーズが耳に残ってまして,とにかく「高級品」というイメージが強かったのを覚えています。本屋やコンビニでよく見かける腕時計雑誌をめくってみても,とにかく高額な腕時計がずらりと並んでいます。下手な中古車など簡単に買えてしまうものも数多く存在します。

 ただ,このサイトではそういった高額腕時計の話題はほとんど扱いません。腕時計と言えばほとんどの方が真っ先に思いつくであろうメーカーは,一度は聞いたことがあるであろう「ロレックス」ですが,はっきり言ってそんな高級品,山杜には買えません(笑)。もっとリーズナブルな,いくら高くても10万円以下で買えるような,そんな腕時計の話題を取り扱い,若い方々への腕時計啓発を進めていければと考えております。

 山杜はここに宣言します。「廉価腕時計愛好宣言!」



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